自分を他人と比べても、無駄で辛い思いをするだけ。
なぜなら、世の中には常にあなたよりも優れた人もいれば、劣った人もいるのだから。
現在、あなたがすでに獲得したものや未来に向けての計画を楽しみなさい。
あなた自身の人生に興味を持ち続けなさい。でも、謙虚であること。
それが時を幸運に変える本物の財産となるのだから。
If you compare yourself with others, you may become vain or bitter,
for always there will be greater and lesser persons than yourself.
Enjoy your achievements as well as your plans.
Keep interested in your own career, however humble;
it is a real possession in the changing fortunes of time.
(from DESIDERATA)
(「望ましいもの」という意味のラテン語。Max Ehrmannのprose poem)
翻訳は見事ですね。
最後の文章は難しそう。
poem のたぐいは特に難しいことがしばしば
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それは確かにそうで
比較してもいいことがあるわけではないが
他人と比較することは非常に重要な機能であることも確かである
社会の中での自分の特性を知ること
あるいは最近は間違いだとかいわれるけれど社会のピラミッドの中での
だいたいの位置づけを知ることは
社会の中で生きるに当たって基本的に重要なことだからだ
比較して他人がうらやましかったら
それは大きな力になるのだから
そこからがんばればいいのではないかと思う
比較してつらい思いをせず
比較してがんばればいいのではないかと思う
比較するから嫉妬が起こる
嫉妬はこの社会を駆動する巨大な力である
嫉妬してもいいから、そのあと、いい方のエネルギーに変えたいものだと思う
比較するからライバルが生まれる
そしてライバルは常に人間を磨く第一の原因である
強力な駆動力である
ライバルがいるのと目標があるのとでは
やはり具体的なライバルがいることの方が
強い動機になるような気がする
なぜって人間はそのようにできているから
実際に目にする具体的な人間がいて
その人が自分よりも明らかに優れている場合
新たに努力を開始する大きな原動力になる
あの人にできるのなら自分にもできないはずがあるだろうかと単純に考えて努力しよう
どうして「他人と比べても無駄でつらい思いをするだけ」なのだろう
他人と比べて、やる気が出たら、がんばって勝てばいいのではないか?
猿山の猿のような言い方であるが
人間の脳の大部分は猿と共通のものなのだと思い知った上での意見である
比較して嫉妬したらプラスの努力をする力にしてください
比較してライバルに負けたくなかったらプラスの力に変えてください
比べるなと言っても脳の深いところで比べて競争しているのだから
否定しても仕方がない
明るくプラスに変えていこう
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わたしの理屈で言うと
男と女は比較しないことになっているのだけれど
現実には兄と妹で比較し合うなど
困った場合も多い
比較しようがないのに比較すると大変困ることもあるだろう