炭火で焼いたような香ばしい焼き魚を、ほとんど手間なく作る方法

炭火で焼いたような香ばしい焼き魚を、ほとんど手間なく作る方法
■解決すべき課題
ガスコンロに付属している魚焼き器で焼くと、料理に手間がかかるし、後片付けも非常にめんどくさい。受け皿に水をいれ、火加減と加熱時間を精密に調節し、適切なタイミングで裏返しにする必要がある。それに失敗すると、生臭くてマズイ魚になるか、真っ黒焦げになる。テクのない人には難しい。しかも、表面は焦げているのに、いまいちカリっと焼き上がらない。焼いた後の受け皿や網を洗うのも非常にめんどくさい。 
フライパンで油を敷いて焼き魚を焼くと、魚が油っぽくなって、味が落ちる。焼いた後、フライパンを洗うのもめんどくさい。 
フライパンにクッキングシートを敷いて焼くと、もう少しマシだが、焼き時間の調節がめんどくさい。また、適切なタイミングで裏返さなきゃならないので、そのタイミングの見極めも難しい。 
専用のフィッシュロースターを別に買うと、置き場所に困る。 
■解決策
オーブントースターに、アルミホイルを敷いて、そこに魚を載せて焼く。
焼き上がったら、オーブントースターからアルミホイル毎取り出して、皿の上に載せて、そこで食べ終わったら、魚の骨や頭をアルミホイルに包んで捨てます。
食器を洗う手間はいらないです。
ただし、僕の家にあった古いタイプの安物のオーブントースターでは、いまいち上手く行きませんでした。
最新式の、大きなワット数の、少し値段が高い目のオーブントースターでやると、非常に美味しくできました。
古いタイプの安物のオーブトースターの問題点:
魚が完全に焼ける前に、サーモか何かが作動して、動作を停止してしまうことがある。(← そもそも、魚を焼くことを想定していない仕様になってる?) 
ヒーターが棒状で、しかも、上下に一本ずつしかついていないためか、ヒーターと魚との距離が近すぎるところと、遠すぎるところが出来てしまい、焼きムラができてしまう。ある箇所は真っ黒焦げで、ある箇所は生焼けになったり。 
サイズが小さすぎると、長い魚が中に入りません。 
なんだか生臭くなることがある。 
ちなみに、僕が買った最新式のオーブントースターは以下のものです。
 SANYO コンベクション オーブントースター 「熱風包み焼コンベクション」 熱風循環ファン+U字管ヒーター 加熱タイプ (ブラック) SK-WF10(K)
出版社/メーカー: 三洋電機 
発売日: 2008/03/07 
なぜ、このオーブントースターだと、カリっと焼き上がるのかの原因を、ぼくは把握していません。考えられる原因を、以下に列挙してみます。
魚が完全に焼き上がるまで、サーモで動作が停止してしまうようなことはない。(←ハンバーグも焼けるような仕様になってるので、魚も焼けるようだ)。 
上下のヒーターがそれぞれU字型になっており、四方から魚へ熱を放射するようになっているため、焼きムラができないのかもしれない。 
説明書には「温風を送る」と書いてある。温風でまんべんなく加熱するため、焼きムラができないのかもしれない。また、温風で表面の水分がとんで、表面だけカラリと乾いたできあがりになるのかも。 
消費電力が1350Wとなっていて、昔使っていた安物の1000Wに比べ、火力が強い。 
ちなみに、価格コムでこのトースターの最安値のものを買おうとしたのですが、送料や代引き手数料を入れると、アマゾンとほとんど変わらない値段になったので、結局、ぼくはアマゾンで買いましたが、値段はいつも変化しているので、念のため価格コムで一番安いところをチェックしてみた方が良さそうです。
このオーブントースターは魚だけでなく、さまざまな調理に使えますので、フィッシュロースターのように魚専用に場所を取ってしまうようなこともありません。
また、オーブントースターで魚を焼くことの不安点として、以下があります。
オーブントースターに魚の臭いが移ってしまうので、トーストやクッキーを焼くときに、魚臭くなってしまうのではないか? 
実は、これも元ネタはためしてガッテンなのですが、ためしてガッテンでは、
トースターで加熱するときに、食材は周囲に水蒸気や臭いを放出する一方であり、周囲の空気、水蒸気、臭いを吸収することはない。 
と説明していました。
なので、ぼくも試しに魚を焼いた後のオーブントースターで、トーストやクッキーを焼いてみたのですが、臭い移りは感じられませんでした。
もちろん、魚を焼いた後、内部をティッシュで拭くぐらいはしています