習わねば人の問はぬもつらからで悔しきにこそ袖は濡れけれ

習わねば人の問はぬもつらからで悔しきにこそ袖は濡れけれ 恨みに慣れておりませんので貴方が訪れないのも辛くはありませんでした。 ただ貴方のような薄情な人に従った悔し涙で濡れていました。 あなたを恨んでいない、つらくはないの … Read more 習わねば人の問はぬもつらからで悔しきにこそ袖は濡れけれ


春の夜の夢にありつと見えつれば思ひ絶えにし人ぞ待たるる

春の夜の夢にありつと見えつれば思ひ絶えにし人ぞ待たるる 春の夜の夢の中にあの人が出て来て、 もうあきらめてしまったのにもしかしたら又逢いに来てくれるかと 待ってしまいます ーー やはり昔から恋愛は取り替えのきかないもので … Read more 春の夜の夢にありつと見えつれば思ひ絶えにし人ぞ待たるる


妹が袖 わかれし日より 白たへの ころもかたしき 戀ひつつぞ寝る

妹が袖 わかれし日より 白たへの ころもかたしき 戀ひつつぞ寝る このうじうじさ が最高にいいね どんな事情があるか知らないが 行けばいいのに それでいいのに 妻(の袖)と別れた日より衣を片方だけ敷いて、恋しく想いながら … Read more 妹が袖 わかれし日より 白たへの ころもかたしき 戀ひつつぞ寝る


春たてど 花も匂はぬ 山里は ものうかるねに うぐひすぞ鳴く

春たてど  花も匂はぬ  山里は  ものうかるねに  うぐひすぞ鳴く 春はものうしが共通認識だったようだ 冬は栄養がよくないこともあって 春はなかなかパワーが出ないのではないだろうか 昔の人は病気もあって実際にある程度体 … Read more 春たてど 花も匂はぬ 山里は ものうかるねに うぐひすぞ鳴く


雪の内に 春はきにけり うぐひすの こほれる涙 今やとくらむ

雪の内に  春はきにけり  うぐひすの  こほれる涙  今やとくらむ 凍っていたウグイスの涙が融けるとはまたきれいなイメージ 冬の間はウグイスの涙が凍っていたわけだ でも冬の間、ウグイスはどこで何をしていたんだろう ウグ … Read more 雪の内に 春はきにけり うぐひすの こほれる涙 今やとくらむ