【5月20日 AFP】韓国政府は20日、ネットで知り合った人びとによる集団自殺がこの数週間で20人に達していることを受けて、ネット自殺の防止対策を発表した。
韓国の保健福祉家族省は、韓国国内のインターネットポータルサイトに対し、自殺を推奨するウェブサイトを排除するだけでなく、自殺を推奨するような書き込みを検出して削除するシステムの改善を要請すると発表した。
また、警察もサイバー監視班を強化して、自殺に関連したウェブサイトやブログの運営者特定に取り組むという。
韓国は、2007年の自殺率が経済協力開発機構(Organisation for Economic Cooperation and Development、OECD)加盟国中で3番目に高く、10万人あたり18.7人が自殺した。(c)AFP