二悪一良 三悪

生きていていいことばかりがあるわけではないと知ってはいるが

一つ何かつらいことがあると
陰を感じるものだ
まあ、いいさ、胸に納めようと思ってみる
これを人に話すのは人間の器として小さすぎて
自分としてもそんな自分を承知できない
いいことと悪いことが交互に起こるというのも
望みが高すぎるだろう
二悪一良くらいで妥当なところではないだろうか
三つ続けて悪いことなら
人に愚痴ってもいいように思う