男女の自殺格差 特異な中国農村部

世界の中で女性の自殺率が男性より高い唯一ともいえる国は中国である(特に農村部)。この他、女性が男性と比べてそう低くない国としては、インド、及び香港、シンガポールといった中国人の多い国が挙げられる。

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女性の自殺率の高い順の15位までは、以下の通り。単位:人/10万人。

  1. スリランカ(96)16.8
  2. 韓国(04)15.0
  3. 中国本土(99)14.8
  4. リトアニア(04)14.0
  5. スロベニア(04)13.9
  6. 日本(04)12.8
  7. 香港(04)12.4
  8. ガイアナ(03)12.1
  9. ハンガリー(03)12.0
  10. ベルギー(97)11.4
  11. スイス(04)11.3
  12. ロシア(04)10.7
  13. ユーゴスラビア(02)10.4
  14. フィンランド(04)9.4
  15. クロアチア(04)9.8

男性の自殺率の高い順の15位までは、以下の通り。単位:人/10万人。

  1. リトアニア(04)70.1
  2. ベラルーシ(03)63.3
  3. ロシア(04)61.6
  4. カザフスタン(03)51.0
  5. ハンガリー(03)44.9
  6. スリランカ(96)44.6
  7. ウクライナ(04)43.0
  8. ラトビア(04)42.9
  9. ガイアナ(03)42.5
  10. スロベニア(04)37.9
  11. 日本(04)35.6
  12. エストニア(05)35.5
  13. 韓国(04)32.5
  14. フィンランド(04)31.7
  15. ベルギー(97)31.2

男女の自殺率を見ると、その幅に明らかに違いがある。女性の自殺率は、15位のクロアチアと1位のスリランカの差は±7だ。一方、男性の自殺率は15位のベルギーと1位のリトアニアの差は38.9もある。

男性の自殺率は、15位のベルギーの2倍の自殺率でも1位のリトアニアの自殺率にはならない。一方、女性の自殺率は15位のクロアチアを2倍にすると1位のスリランカ以上になる。男性の自殺率の1位から15位までの幅は女性の約5.6倍もある。

リトアニアのように70.1と14.0というあまりに不均衡な自殺率の男女格差があり、女性の自殺率は順位が下がっても男性ほどに変わるわけではなく、そもそもの自殺率の数字自体が男性の自殺率よりかなり少ない。男女の自殺率格差のありようには、かなりの違いがあるのだ。

日本女性の自殺率の順位が日本男性より高くなっている主原因の旧ソ連諸国について、東欧の警察によって、多くの殺人が自殺として不正に処理されているのではないのかということが、wikipediaに書いている([citation needed]とあるが)。

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自殺を隠す文化は根強い

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日本人男性と中国人女性ならば曽根崎心中も成立するかもしれない

現代日本女性は多分自分だけ生き残るだろう