ALSの原因遺伝子特定

ALSの原因遺伝子特定 運動神経に影響か
2010年4月30日   提供:共同通信社
 運動神経が侵され全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病の筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の新たな原因遺伝子を突き止めたとネイチャー(電子版)に発表。
 この遺伝子の変異によって、炎症などに関与する物質が過剰に活性化し運動神経に影響を与えるとみられる。
 両親ともに保因者の可能性が高い家族性のALS患者の遺伝子を調べ、「OPTN」という遺伝子に変異を見つけた。OPTNは「正常眼圧緑内障」の原因遺伝子として知られていたが、ALSでは緑内障とは異なる場所に変異があった。
 家族性ではない孤発性のALS患者でも、OPTN遺伝子に変異がある患者が見つかった。これまで知られている別の原因遺伝子の変異がある患者でも、OPTN遺伝子が作るタンパク質に異常があり、これがALSの病態に広く関与すると考えられる。
 日本では1年間にALSに新たにかかる人は10万人当たり約1人で、患者は約8300人、家族性は10%程度とされる。
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ささいなことなんですが
OPTNはOPTNでいいのかな Oが怪しいが〇