集団の中では
ある程度目立ちたいと思うものだが
目立ちすぎるとアウトだとみんな知っていて
余力を残して
目立たないようにしている
目立つということは
氷の上に立っている
ペンギンの集団の端っこまたは最先端にいるやつが
ドボーンと海に落ちて何かに食べられて
おっと、気をつけなくっちゃと
みんなが引き締めにかかる
ペンギンは真ん中にいるやつが一番安全だ
一番沢山えさを食べられるわけではないが安全
端っこのやつはうまく行くと沢山食べられるが危険
確率で言えばそのような選択になっていて
集団としてはそれでいいのだが
個体は死んでしまうので
なかなか難しい
ーー
昔は
ペンギン集団の真ん中にいるやつが躁うつ病系で
端っこにいるのが統合失調症系と言われたもので
私もそれで納得していたが
真ん中にいるのも少し別のやつで
端っこにいるのも少し別なやつではないかと思う
躁病の人は端っこに行ってしまうことが多いのだから
性格類型を考えて循環型と分裂型と分けるのと少し違う分け方がないかと思う
少し違えばぴったりだと思うのだがどうだろう