流れ

今日のプロ野球で西武の帆足がヤクルトと対戦し

レフトの外国人選手の信じられないくらいまずい守備のミスから崩れて
3ランを浴びて負けた
解説は「流れはヤクルトへ」と言っていた
守備のあまりのまずさに立腹した西武の松坂の姿も知っているが
この日の帆足もエラーに腹を立てて気持ちが切れたような気がする
ピッチャーとバッターはギリギリの均衡の上で戦いをしているのだと考えれば
なるほど「流れ」が傾くと各プレイヤーの気持ちが同調してしまうと理解できる
その様子は「気持ちが切れた」とも解釈されるだろう
その点では
感情同調性が薄い人が、
誰かがエラーしても「別に、仕事なんだし、きちんとやるだけ」と
攻撃性を失わないで立ち向かうことが大切なのだと思う
ーー
政治は投票がある限り
感情同調性を利用する
あるいは「流れ」を利用する
感情同調性といえば受動的だが
「流れ」といえば操作することも出来そうで
少し意味がずれていることが分かる