歩行障害という言い方

精神の領域では

不安性障害、うつ状態、妄想性障害など、
原因に言及しない、最終的な症状を言うものが多い
たとえば整形外科で言えば
大腿骨骨折といえば医学的表現であるが
歩行障害といえば
原因には言及せず
最終的な生活の支障がどうなのかを表現している
疾病と障害の概念の違いになる
脳の内部ではいろいろな壊れ方をしているのだろうが
それについては不明
だから疾病概念として立てられない
最終的に生活の中で困っている事項としては
「歩行障害」とか「箸が使えない」とか、そんなことになる
うつ病と歩行障害が対応している
うつ病の原因は不明で
歩行障害の原因はスキーを滑った時の外傷性大腿骨骨折ということになる