宋襄之仁(そうじょうのじん)

宋襄之仁(そうじょうのじん)
意 味: 無益の情け。無用の仁義をしてかえってひどい目にあうこと。
解 説: 【故事】中国、春秋時代、宋の襄公が楚と戦う時、敵の布陣が完了しないうちに攻撃しようという進言に対して、「人が困っているときに苦しめてはいけない」といって攻めなかったため、楚に敗れてしまった。
用 例: 心を入れ換えて真面目に働くというから解雇しなかったのに、会社の金を盗んで逃げてしまった。宋襄之仁というやつだな。