対人不信や対人不安には自己予言的な側面がある
同じ状況を体験しても
対人不安や対人不信が強い人は
その状況の中の、普通ならば無視できるくらいの小さな事柄を抽出して拡大して
やっぱり他人は私を見下しているとか、
やっぱり他人は信じられないとか、
結論を下す。
無視できていれば何も起こらないのに
そこで「やっぱり」と反応するものだから
相手側も「おやおや」ということになり
結局人間不信や対人不安が現実のものになってしまう。
ある程度鈍感になれればそれでいいのだが
鈍感でないところはその人の美質でもあり
難しい