過食などに伴う自尊心の傷つき

過食が続き嘔吐するようになると自尊心がかなり傷つく

ひとつには自分で自分のことをコントロールできない悲しみである
またたとえば
過食をするので食費が必要なのであるが
家族には言えないので
万引きをするようになるケースもある
そのような自分を肯定できずに再度傷つくことになる
そのような場合、過食や嘔吐、食費の使い過ぎや万引きなどを「症状」として規定すること
によって罪悪感から救われる。
さらに病者の役割を引き受けてもらうことにより
個人的な人格の問題ではなく
病気の治療の問題につなげることができる
治療の道筋が見えればずいぶんと楽になるはずである