テレビを見ていたら
バブルが崩壊して
家には借金が残って
おかげで母親が忙しくパートに出たりして
結果として不況のおかげで不幸が舞い降りたと語る
一瞬そのように物語を組み立てるのも悪くはないが
そのことが幸せになる方法とはならないことも明白だろう
どうせ愚痴を言うなら
幸せになってから愚痴を言ったほうがいい
自分が不幸だと感じたら
幸福になる最短距離を考えたほうがいい
世の中には幸せになりたくない人もいるし
不幸だと嘆いているのが好きだという人もいるので
強要はしないが
ーー
幸せになりたいと強く願って努力を始めれば
結構忙しいものだ
振り返って感慨にふけるのも正月くらいのものではないか
全力疾走しているときに
同時に過去のことを考えたりできるるのは相当の達人である
だから
全力疾走するか
過去を振り返って泣くか
どちらかの二者択一である
普通に考えたら全力疾走のほうが気持ちがいい
ーー
テレビでぼやいていた人は
その方法でテレビに出演して有名人になるという幸せへの方法をつかみとったのであって
決してその人が言うとおりに過去を詠嘆しているだけではないのだ