コレステロールを下げる医療は方向転換しないといけない
という話が報道されていて
また、コレステロールは指標としては粗雑だとも考えられて
なんとも言えない
コレステロールが高いにもかかわらず長生きする人はもうかなり頑丈だと言えるのかも知れないし
ひとりの人間で比較すればやはりコレステロールが低いほうが長生きするのかも知れないし
コレステロールの中身がもっと複雑であるのかも知れない
コレステロールが高くてもいいとなれば
医療経済の点で有利なのかも知れない
あるいはコレステロールが低くなければならないというのは
製薬会社のキャンペーンの結果なのかも知れない
この団体は製薬会社からお金をもらえなかった
そこで腹いせにネガティブキャンペーンに踏み切った
タバコを吸うにもかからず長生きするし
アルコールをたしなむにもかかわらず長生きする
性格が悪いにもかかわらず長生きするし
自己中心的だとさらに長生きするのかも知れない
統計処理だけで結論が言えるのではなくて
メカニズムがきちんと理解されて初めて科学と言えると思う
解剖をした経験から言えばコレステロール系はやはり過剰だといいものではないように思う
解剖するときにとても邪魔になります でもそれは脂質と言ったほうがいいもので
コレステロールという言葉で指し示しているものが何であるかについてはやはり吟味が必要だ
ただの長生きではなくてピンピンコロリを目指すとすれば
結構意義深い