あちこちに注意を配りながら仕事をするというのは実は高級な脳機能である
ひとつのことに集中するように設定した方が脳に負担がかからない
むしろ、微細な脳機能の障害を検証するために
同時並行でいくつかの作業をしてもらったりする
二つくらいを見張りつつひとつの作業をするとか
典型的には台所で観察できる
同時並行でお料理を進めながら
かつ片付けながら出来る人がいて
そんなひとは脳機能がうまく働いている
片付かないのは段取りが脳の中にイメージできていないからで
段取りをイメージすること自体が目の前の作業とは別の脳の働きなので
一時的に脳の機能を分割することになる
すぐにPCのイメージを引用するのも正しくないと思うが
マルチ処理が出来ることだ
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店番をして
電話番をしながら
赤ん坊の様子を見まもり
テレビを見つつ
編み物をして
煮物も作る
機能低下していると
電話が鳴って話が終わると
今までやっていた作業をすっかり忘れてしまい
はじめからやり直したりする