権力を批判検証する・さらにそれを検証する

厚労省元局長村木氏の無罪判決で検察批判が噴出しているが

もちろん完全に清算する手段はない
事件の追及をするとすれば結局法律家の仲間内の話になってしまう
マスコミがある程度食いつくけれどすぐに飽きてニュースバリューがなくなり忘れられる
検察や警察をきちんと監視して間違いを正す制度は実質的にない
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アメリカでもグアンタナモ収容所の一件でイスラム教徒に対して不当な逮捕と虐待が行われ
人の人生を狂わせた
しかしそのことに対する反省もないし謝罪もない
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一方でマスコミ報道については依然として問題が山積している
深く理解しないで表面的な報道を、まるで宣伝文句のように、まるだプロレス放送のようにしていて
その後のまじめな検証がない
たとえばある報道があった場合、その事実関係の検証、評価の検証、放送態度の検証などを
一定期間のごとにして行きたいものだが
そのような制度もないし、そのようなことをするための資金もない
また、膝の痛みに効くのかどうか分からないような製品の広告を堂々と載せている新聞社の責任もあると思う
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マスコミの態度と行動を評価研究する機関を作ればいいと思うのだが
こんどはそれも政治や官庁に買収されるはずで
結局堂々巡りなのだが
多少は遠慮するのではないかと考えられる
第二マスコミとか第三マスコミまで用意したい
第一マスコミがトヨタに買収されて番組を作っていると
第二マスコミが本田の支援を受けて展開し
それに対して第三マスコミがフォルクスワーゲンの資金で国産自動車会社賛美報道のでたらめさを批判する
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しかし結局のところお隣さんとか昔の同級生とか親戚の親戚とかで回しているので
難しいところがある