ある報告では、インターネット依存症として問題になっているのは
世界の中でも限られた地域で、アメリカ、日本、韓国、中国だという。
ネットの普及度が一方で問題になるが、
同程度に発達していると考えられ、英語圏である、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、
また、ユーロ圏の諸国の場合にはあまり問題になっていない様子である。
これは宗教的な要因があるのか、あるいは地域社会のありようが「生きている」からなのか、
意見はあるが、はっきりしない。
地域社会の有り様というならば、当然、教会を中心として、地縁や血縁の広がりの中で生きているはずで、
宗教も関係しているはずだということになるだろう。
英語を普段使っていないとしたら、それほどおもしろいコンテンツがないのかもしれない。
チャットするなら相手が必要なわけだが、相手がサッカーに夢中でさっさと寝てしまうような子どもであれば、チャットも成立しないわけだ。
どうも、インターネット依存症が発生する社会は、
子どもが子どもらしく遊んでいない社会なのではないかと、疑われている。