つまんない個人的な話をすると
先輩のうちと違ってうちのはTOTOではない
INAXでもない
築年数で30年以上たっているおんぼろアパートで
耐震基準もなにも
いまにも倒れてもいいのだけれど
四方に同じくらい弱くなっているので
どちらに倒れたらいいかわからず
ただそれだけで倒れないでいるくらいのもので
安くていいのだけれど
そこに入居したときの話
当然シャワートイレじゃないわけです
取り付けようと思って
何となく見ていたら
タイプがロングでも何でも関係なく取り付けられる量販店タイプというのがあって
安かったし
これでいいやと思って
買ったんです
何でも取り付けられるんだからうちのでもいいだろうと思った
それで帰って取り付けしてみると
どう見ても何となく無理そうだった
一日くらいおいて
仕方ないのでサポートセンターに電話した
すると何というメーカーかという
それは確認していなかったので
ロゴマークを読んで伝えた
わたしとしては多分TOTOとかINAXの下位ブランド名で
わたしの知らない昔のものだろうと思った
すると
そんなメーカーは知らない
知らないから答えられない
と言うだけで
あっさりと多分一秒で
対応を否定され、存在まで否定されたような感じだった
あ、そうか、外国製なのか
と独り合点して
電話を切った
返品するのも面倒だし
何とか使えないかと考えた
そのあとしばらく試行錯誤していたら
ガチンとはまった
わたしが根本的に間違っていたのだった
うまく使えた
現在も使っている
とすると
あの電話サポートの返事は何だったのだろうか
わたしはもちろん根本的に間違っていたのだが
電話の向こうの人もかなり間違っていた
その後わたしは人にこの話をするが
そのロゴを知っている人はもちろんいない
こういうものの穴の位置はかなり共通なんでしょうか
ーー
互換性を持たせることで販売を拡大する作戦と
互換性を拒否することで販売を伸ばそうとする戦略とあって
悩ましいところだ
体格も違うし洋服のサイズも微妙に違うので
共通規格は不合理なような気もするが
とうなんだろう
欧米のホテルで困った覚えもないが