キッチンジロー ハヤシライスとヒレカツ890円

最近は特に何も食べなくても一日過ごせるし

逆に何か食べても満腹で満足することもなくなっている
明らかにおかしいのだが事情は良く分からない
レストランなどでもおおむね小食系にセットしてあるようで
食べ終わっても満腹感はない
カロリー低めのほうが人気なのだろう
それぞれの皿で多少の幸福感はあるのだが
全体として元気になったぞ!というような感覚に乏しい
動かないのだから小食でいいはずだけれど
それだと幸せ感に乏しい
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スーパーですじこ醤油漬けを見かけたので白米とすじこだけで黙々と食べる
こんなとき何となく幸せを感じる
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キッチンジローでハヤシライスとヒレカツで890円、相変わらず豚汁付き
ハヤシライスに豚汁が付くのも意味不明であるが腹の足しになるのでありがたいことではある
ここのハヤシライスはすごーく古風でとがったところのない和風の味
キッチンジローのメニューを見ると「単品セット」というページがあり意味が分からない
単品なら単品だろうしセットなら単品ではないだろう
それはそれとしてたとえばメンチカツは790円と表示していて(それが単品)
それは実際はメンチカツにライスと豚汁を付けての値段(それがセット)
料理の部分がメンチカツだけの単品という意味だ
そしてメニューの組み合わせを選べる仕組みになっていて
メンチカツとヒレカツを頼んでそれにライスと豚汁を付けてもらうと890円
なので単品よりは随分お得
(とはいうものの単品というのは実際は「半分のこと」)
ロースカツは120グラムで高価なのでひとつだけで890円
ちっょとあこがれだなあ
でもずっとあこがれていたアイドルに実際会って話してがっかりということもあるので
機が熟するまで待つ
食べてしまったら堕落だろうとの考えがないでもない
帰り道にセブンイレブンをのぞいてみると
メンチカツが温かいままの状態で90円(はっきりしないが)と出ていて
なんだこんなに安いのかと驚く
キッチンジローの890円も大半が賃貸料と人件費なんだろう
ということは白米を大盛りにしても大したことはないはずで実際、
キッチンジローでは大盛りも中盛りもサービスで小盛だと少し割り引いてくれる
先日大盛りにしてみたところあまりにも多くてびっくり
完全に2食分で最後は豚汁に白米を入れて猫飯にしてかき込んだ
汗をかきかき大変だったが
その時は何だか異様なくらいの満足感と勝利感があった
(こうして考え直し見るとやはり異様だ)
たぶん老年期認知症の始まりで趣味嗜好が変奇しているのかもしれない
いくら食べても満足しない老人