平家物語の権力移行

平家物語で語られているのは

平氏から源氏への権力の移行だが
もっと大きく見ると平安貴族から鎌倉武士への権力の移行で
どうして平安貴族はむざむざと田舎武士なんかに圧倒されたんだろうと
思わざるを得ない
財産も教養もあり遺伝子もいい人たちが
田舎の野蛮人に負けて全てを奪われる
でもそれが世界の歴史だ
蛮族が蹂躙する
なぜかそうなっている
新しい遺伝子を求めるという説明で一応分かるけれど
それでいいのだろうか
貴族の娘が蛮族の男の子どもを産む
Yは入れ替わる
Xとミトコンドリアは保持される
貴族Y遺伝子だって蛮族のY遺伝子と同じ進化の歴史の時間を生きてきたはずなのだけれど
セレクションについていえば貴族では緩く蛮族で厳しく
ある程度の年月のうちには決定的な差が付くのだろう
兵器とか生産様式とか下部構造で説明が付く部分も多いと思うが
遺伝子のメカニズムで説明できる部分もあるのかもしれない