仮説、事実、訂正、再仮説

検察の手法は、予想を立てて、それに一致した証拠を集める。

予想を立てて、事実と比較し、予想を訂正していくのが、正しいが。
人間は根底では予想を訂正しきれないものだ。
何かを思い込んでいれば、それに対して都合の悪い事実は無視したり、ねじ曲げたり、
いくらでもへりくつを考えつくのが人間というもので、
それも無意識のうちにやってしまう
全員が科学のように、仮説を立て、事実と照合し、訂正し再仮説を立てる、というようなプロセスを守っていたら
人類はとてもエレガントな存在になっていただろうと思う。
自然が相手だとへりくつを言い張っていても
ドングリは集まらないしイノシシは逃げてしまう
しかし人間が相手だとへりくつが通ることがあって
そのことでその人間を支配すれば
その人間の筋肉労働で食べていくことができる
恐ろしいことだ
ーー
恐ろしいぜよ
ーー
事実と照合して仮説を訂正するのが
脳の賢いところだ
脳の発達が悪いと
仮説が間違っていたら進化論的に命そのものが淘汰されてしまう
脳の中であれば仮説を捨てるだけでいいので
命は守られる
その方がずっといい