ソ連政治

民主主義とは議論するための制度ではなく、利害の対立する中で国家意志を多数決によって決定する装置である。
すべての国民が「主権者」であるというなどというのも法的なフィクションであり、多くの国民は政治なんて面倒な問題には興味がない。
市場のメリットは、消費者が商品がどのようにつくられたかを知らなくても、価格だけを見て意思決定できるところにある
国民の生活には、政治よりも大事なことがたくさんある
ーーーーー以上引用
興味をもつのは本質的に権力的な人
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議論して妥当な選択をするのならば多数決では決着はつかない
理性の働きによる
それをいうなら
中国は能率がいいはずなのだ
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ソ連は科学技術でも芸術でもスポーツでも優れていた
ただ政治がだめだった
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考えてみると科学技術も芸術もスポーツも
一般大衆とは関係がない
一般大衆は無意味に酒を飲み無意味にパチンコをして
無意味に叫んで無意味に死ぬ
ソ連政治は愚かな大衆があまりにも愚かだったので
行き詰まった
エリートたちは自分たちはエリートだから少しはいいことがあるかと思ったが
全くいいことはなかった
大衆は相変わらず遊んでいた
そこでエリートたちは見放した
ソ連が崩壊したのは
人間の良心が耐え切れなくなったからだと思う
アメリカが勝利したと喜んでいいことではない
実質はあきれ果てたということだ