すごい夢を見て、それを人に話すでしょう
すると、あまりにも何も伝わらないので、不思議なんです
言葉の無力を実感します
結局脳は言語で動いているんだとか大嘘で
夢のことさえ言葉にならない
ああもうすごかったとしか
説明できなくて
そうこうしているうちに急速に忘れるんだ
ーー
昔はテレビも映画もなくて映像というものが実物を見るか夢をみるか
あとは簡単な絵、それくらい
ラスコーの洞窟画とか
そんな世界では夢は一大エンターテインメントだったろうと思う
しかしそれをうまく話せないもどかしさと言ったらない
アマゾンのヤマノミなどはたぶん夢を途方もなく重要な世界と位置づけているのではないかと空想する