どぎつくないと商売として持続できない

現代のような情報化社会で情報商売をするとなると

多少どぎつくなるのは
やむを得ないのかもしれない
映像やテキストが出まわれば
簡単に真似ができてしまう世の中なので
言論もドラマの演出も政治家の言葉や身振りもどんどん過剰になりつつある
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正直なところ、真っ当で理解しやすい話は
たとえば中学校の教科書に書いてあるようなことで、
それは誰が話しても人を納得させられるようなことであって、
だからだんだん商売にはならなくなっていく
全国の中学の先生が教室で教えることができるようなことなのだから
しかし健全な判断力というものは
おおむね中学生の段階のことを理解していれば不足することはないだろうと思う
人を驚かせたりする要素があってはじめて持続的な商売になるので
驚かせて見る人が実際に出てきて
ますますその傾向である
いやな世の中である