採録
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参観したあるクラス。
「子どもたちの使う言葉ががきついね」と言ったら、担任も肯定していた。
でも「○○とか△△という言い方はやめましょう」では、あまりに思慮がない。
次のように話すようアドバイスした。
「昨日、竹田先生が授業を見に来ましたね。
mんなの授業を見て、『ちくちく言葉』が気になったなあ、と話していました。
どんな『ちくちく言葉』だと思う?」
・・・このように子どもたちの「振り返り」にゆだね、出てきたものを全部受け止める方法だ。
これは、よく中学校でも使ってきた。
学年集会での問いかけ。
「昨日の夜、地域の方から学校に苦情の電話がありました。
あなたたちの学年の様子だそうです。
何だと思う?」
別室に呼んでの個人への問いかけ。
「ちょっと問題があって呼んだんだけど、何のことだと思う?」
期せずして余罪が追及できる。
子どもたちの問題意識のレベル・自覚のレベルがよく分かる。
「○○やったって聞いたけど本当か」
「△△をやってる子が多いけど、よくないぞ」
と直接NGを出すより、効果がある。