以前はかわいく優しかった妻が、長男が生まれてから変わってしまった。いつもカリカリ怒っているし、自分を邪魔者扱いする。『汚い手で赤ちゃんに触らないで!』『うるさいからゲームやめて!』『育児を手伝ってくれないなら、せめてどっか行ってて!』といった具合なのだ。
このあいだなんて、夜遅く疲れて帰ってきたら『今、寝付いたばっかりなのに起きちゃったじゃない!』って怒るんです。いくらなんでもヒドイですよ」
「別の生き物」になった妻たち
「昔は明るくかわいらしい女性だったのに、今はいつも文句タラタラです。『自分は育児に明け暮れているのに、あんたは外で好きなことばかりやっている』って。別に好きなことをやってるわけじゃないですよ。家族を養わないといけないから、こうして必死に頭を下げて営業してるんじゃないですか。くたくたになって帰ってきてあれじゃあ、ホント報われないですよ」
2児の父親である40代の男性(出版系)は、妻との関係が対等なパートナーシップではなく、「上下関係」になってしまった、と感じている。