お医者さんと結婚したい女性-2

お医者さんと結婚したい女性という記事を見て考えた

性選択の構造から言うと
身体構造としては
女性が男性を選択する
男性は機会があればある限りの機会に女性に精子を供給する
男性は許可が出たら常に供給するべきだ
女性は男性の適応度を判定して許可を出す
その場合、適応度の基準が多様にある
野球ができるとか、収入が多いとか、歌が上手いとか
総合して言うと
遺伝子の問題と扶養の問題だ
遺伝子の問題だけでいえば女性はどんな男性でも選べる
不倫である
しかし扶養の問題を考えると限定されてくる
何人も扶養することはしたくないようだ
妻子持ち男性との不倫について言えば女性にとっては容易な選択肢である
扶養を賭けて争うはずなのだが
扶養されることは少なく中絶で終わる
妊娠したときに男性は扶養選択を迫られるが
現状維持が一番経費が少ないので、そうする場合が多い
つまり遺伝子は得やすいが扶養は得にくい
民法も遺伝子伝達を問題にしないで
扶養を問題にする
通常は有料のものを無料で提供すれば成立するに決まっている
それを後出しで有料化しようとするのが扶養であるが
無料にしてくれというのが中絶である
ーー
医者になる(なれる)ということは
親が裕福で、子どもが親の言う事を聞く良い子だということだ
または勉強強迫である
勉強強迫の場合は幸せになれないので除外するとして
それ以外なら、そのお医者さんの親の承諾があれば裕福に暮らせる
ということはお医者さんの親がポイントで
そんなにもお金をかけて養育したのだから
親は子供の嫁をおおらかに見ているはずはない
出来のいい子供を生むことが親に承認される条件になるが
それは努力でできることではないので
大変困ったことになる
ここで嫁は男の遺伝子のせいだといい
親は育て方だという永遠の問題が残ってしまう
こうして見るとやはり男が関与するのは受精の場面だけであって
あとは女性だけでことが運ぶようだ
閨閥でいいのだと思う
女系社会でいいのだろう
ということは正確な意味では男性社会での淘汰が実現していないことになる
そして実際にそうだと思う
それは女性の側の選択が甘いからである