国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長は27日までに都内で記者団と懇談し、このほど公表された「ユネスコ科学白書2010」に関し、「科学分野での中国の台頭が目覚ましく、今後、アジアを注視していく」と述べた。
白書によると、2007年時点の中国の研究者数は日本の約2倍の142万3400人で、欧州連合(EU)や米国に迫る勢い。総研究開発費は依然、日本などに劣るものの、02年比約2.5倍の1024億ドル(約8兆6000億円)に拡大した。ボコバ事務局長は「ポジティブな傾向で、同時に識字率の向上もみられ、教育や格差の問題が大きく前進するのではないか」と期待を示した。(2010/11/27-15:17)
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ユネスコとかWHOに勤めてみたかった