一頭のゾウは、同じ重さのネズミよりずっと餌が少なくて済む。
人間の社会も同じ事が言える。
社会の大型化と複雑化、そしてそれによって可能になった相互依存化があってのことだ。
物流があるからこそ、これだけの人々が生きて行ける。
食糧を輸出している飢餓国では、ほぼ例外なく物流と情報の障害が起きている。
血行不良と神経麻痺
「適正サイズ」は哺乳類でネコ程度の大きさ。
ヒトはそれよりやや大きく、
ゾウはずいぶん無理をしてあの大きさを保っている
人間社会の場合の適正サイズは、経済活動を見る限り現時点では
500-2000万程度のところに落ち着きそうだ。
これよりも大きな国は連邦制などでその大きさをカバーしている。
言うまでもなく日本はこれよりも大きい。
地方分権はこの観点からも必要であろう。
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なるぼど
通信や交通、物流が何かもっと画期的に発達すれば
規模拡大すれば
経費を節約出来るようだ
IT革命は実にそのようなものの一つで
だからこそグローバル化などと言って
規模拡大に躍起になっている
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通信会社におカネを払うだけで
これだけの情報が好きなとき好きなだけ手に入るのだから
大変な時代だ
500-2000万という数字には開きがあるが
通信や交通、物流、人種、地形、言語などが影響する
血行不良と神経麻痺はわかり易い表現で
体が大きくなれば心臓も大変だ
神経だってずいぶん長い距離をつないでいるので障害も起きやすい