自己愛型の必然

協調というのは、環境が「敵対的」(hostile)であればあるほど価値がある
逆に言えば、環境が「友好的」(friendly)であれば、個は利己的にふるまえる
協調する生物ほどよく生き残る
寄生は共生になる
病原体は宿主を殺さない程度に弱毒化する
「適者は環境が決める」
強いとは何かを、環境が決める
一致団結して危機を克服しては仲間割れをするのが人間のありかた
利己的にふるまえる程度にfriendlyな環境で適応的なのが
自己愛型性格だろう
この考えで言えばソ連崩壊、冷戦終結がひとつの要素となる
友好的か敵対的かは別にして
インターネットが環境を大きく変えた
中国が今後どのような振舞うかが
若い人の精神構造を変化させるようにも思う
生きるために支払うコストの構造が違ってきている
長い目で見れば氷河期に突入なので
何もかもがぶち壊しなのかとも思うが
そんな先のことを言っても仕方がない
とりあえず明日、どう生きようかねえ
急には変えられないし