直感について

直感について

もっとよく考えるべきだと思った
ーー
感覚は当然のように共有を前提としているが
いったい何を共有しているのかよく分からない
カラスが黒いと共通に理解できるが
そこから先はなかなか分からない
絵を描いてもらうと
やはりカラスは黒いがそのことで脳の内部が分かるわけでもない
ーー
感覚によってしか世界像が構成できないとすれば
こんな不確かな話でいいのかということになる
不確かな感覚をつなぎあわせて世界像を構成している
「構成力」にあたる部分があり
そこと直感が関係しているだろうと考えている
ーー
つまり、・・・・だから直感するのではなく
直感するから・・・なのだ
ーー
見えないし聞こえないけど私には直感で分かると言ったとする
何が分かっているのだろう
私は超能力とかそのような話は一応「圏外」にしているので、そのような話ではない
「見えないし聞こえないけど私には直感で分かる」という場合
当然だが本人は分かっている
他人には分からない
ということは脳内で何か発生している
ということは雑音か構造そのものか、どちらかではないか
雑音を言っていても何の得にもならないし、さっさとやめたほうがいい
しかし脳の構造そのものがそこに出てくるなら
結局脳はそのようにしか考えないわけだから
最終的に正しいことなのだ
だから直感についてもっと考える必要がある