『サリーとアン課題』
1.サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいました。
2.サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行きました。
3.サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移しました。
4.サリーが部屋に戻ってきました。
5.「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すでしょう?」と被験者に質問する。
正解は「かごの中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答える。
サリーとアン、それぞれの立場を切り離して類推し、その視点に立つことが出来る。
「他人の立場にたって考え、感じてみる訓練」をしたものだ
「他者の心の動きを類推したり、他者が自分とは違う信念を持っているということを理解したりする」には、言葉も必要である。
言葉の獲得により、類推する能力は高まり、
他者という存在や、ひいては社会の成り立ちなどが、
頭の中で理解出来るようになる。
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「このあいだのあれ、お願い」と言って通じない人、いるでしょう
記憶障害ではなくて
広辞苑みたいな人、いるでしょう