麻木久仁子:離婚前から交際も「不倫ではない」

麻木久仁子:離婚前から交際も「不倫ではない」
 タレント大桃美代子(45)のツイッターで、前夫の不倫相手と書き込まれたタレント麻木久仁子(48)が22日、東京都内で記者会見した。大桃の前夫でAPF通信社山路徹代表とは、互いに離婚届を提出する前から交際していたことを認めた。ただ、同席した弘中惇一郎弁護士は「このケースは不倫とは呼ばない」と強調。麻木は「非難の声があれば甘んじて受けます」とした。
 「お付き合いが始まった時点では、山路さんは離婚届を提出していない。私自身も別居していたころかもしれません」と説明した。詳しい時期については曖昧で「05~06年ごろ」。作曲家の松本晃彦氏と離婚したのは06年3月で、山路氏と大桃の離婚はその3カ月後だ。
 ただ、「当時、既に山路さんは、私とは関係ない事柄で離婚の合意があったと受け止めている」と主張。「(大桃の)仕事への影響を考え、届けを出すタイミングは妻に委ねたいと言われ、私もそれに賛同した」と状況を語り、互いの結婚生活は2人の交際以外の理由で既に破綻していたと強調。「私の立場では不倫ではない」とした。
 大桃とは仕事で顔を合わせたことはあってもプライベートでの付き合いはなかったという。「私と山路さんとの関係をうすうす感じていたか、知らなかったかも分からない」と話した。
 「山路氏との交際に、一般論として呵責(かしゃく)はなかったのか」と問われると「私は良かれと思っても、世の中いろいろな考え方があると思う」。また、多数の番組でコメンテーターを務める立場であることに「他人を糾弾しておきながら、自分は(同じことを)やっているということはないようにしてきたつもり。でも、非難があれば甘んじて受けます」と続けた。
 一方、山路氏とは約1カ月前に破局したことも明かした。同居せずパートナーシップを保ってきたが、別れた理由について「山路さんに支援は惜しまなかったが、ここにきて私が金銭的に疲れてしまうことがあった」と話した。山路氏の家賃を全額負担したり、車の提供など、かなり金銭的にサポートをしていたようだ。“大人の関係”は少なくとも4年以上にわたったことで、今後はこうした金銭面の処理についても話し合っていくとしている。
 【つぶやき騒動の経過】
 ▼18日 大桃が麻木のツイッターに「フォローしてくれない理由がわかってしまいました」と書き込む
 ▼19日午後11時2分 大桃が自身のツイッターに「ショックだったのは元夫が麻木久仁子さんと不倫していたことがわかったこと。先輩として尊敬していたのに、ショック。どうして。辛(つら)い」
 ▼同55分 大桃が自身のツイッターに「少し、遠くにいってきます。人生はいろいろなことがあるものです」
 ▼20日 インターネット上で騒動に。大桃の所属事務所は「(大桃は)海外旅行に行った。本人と確認がとれない」
 ▼21日 所属事務所は本人の書き込みと認め、大桃が書き込みを削除
 ▼22日 麻木が会見(スポニチ)