明治維新下級の武士たちが大活躍したのは、日頃の金銭感覚を通じて、世の中の動向を見極める目が養われていたとによる。
中級の武士たちがとらわれていた空疎な儀礼や習慣に囚われることなく、時代が要求するものをいち早く察知し、それらを取り入れたことで、両者の地位が逆転。
現代でも一部似通ったこと。
日の丸親方、大企業安定志向が効力がなくなり、そこにいる中間層は雪崩を打って下層に落ち込んでいる。
しかし明治維新のように、下級層が上昇するかといえば、それはなく、相変わらず下層のままで、上流と下流の二極分解している。アメリカのように、将来日本も5%の特権階級が富の95%を握り、下層の95%が富の5%しか握れない状態になる。
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まあ、そんなことを言って、長いものに巻かれようとしているのだけれど
巻かれきれないで、あがいている
支配階級がアメリカにシフトしているような気がする