斧入れて 香におどろくや 冬木立    蕪村

斧入れて 香におどろくや 冬木立    蕪村

(おのいれて かにおどろくや ふゆこだち)

意味・・枯れ木かと思って斧を打ち込んだところ、
    ただよってくる木の香に驚かされる。
    木々はみな葉を落としているが、冬木の
    内部の生命力は脈々と生きていると実感
    させられるものだ。



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