傷つきやすい魂が
やはり予想通りに傷ついてしまう場面を繰り返して目撃する
なんという悲しいことだろう
誰が傷つけているのでもない
誰が責めているのでもない
その人はただ自分の傷つきやすさ故に傷ついているのだ
その場面でどうしてあげることができるだろうか
傷つくことを予知して覚悟を決めて
傷つきの予兆を待っていると、その予兆は確実に発生する
どこにでも空気があるように
どこにでも酸素があるように
予兆は確実に存在する
通り過ぎる人はあなたをちらりと見るけれど
それはあなたを非難しているのではなくて
あなたがとても清々しいからまなざしを投げかけているだけなのだ
自分で自分を傷つけているようにも感じられる
物事に丁寧である
階段を飛ばして進まない
まじめ
確実
几帳面
四角四面
その様子を少なくとも理解している人がいると知ってほしいとおもう
自分を傷つけ過ぎたら悲しいでしょう