かんぽ派 道 険し

今日も月曜の朝、結構寒い
でも一応出勤

新聞を三日分まとめて読む

西松献金、小沢事務所問題であれこれ。
「自民側の立件は出来ない」と発言した政府高官とは
漆間巌官房副長官(元警察庁長官)であると河村官房長官が明らかにした
守る気なし

ずいぶんと焦っているようで
焦っているのは誰なのかと言えば
小泉一派の改革派・かんぽ利権派ではないかと言われている。

麻生氏は安倍氏のお友達だったし小泉政権で閣僚を歴任してきたのだから
当然かんぽ利権派を守ってくれるのかと思ったら
そうでもない
いやそうではなくさっさと選挙をする予定だったのにずれてしまい
世論に押されてかんぽ問題に踏み込んでしまった
困ったちゃんなのだ

小泉氏は抵抗して警告、ロシアからも発言
その末のことらしい

かんぽ利権派が動いたとしても最終的な追認は総理大臣がしているはずで
その場合は自分はこんな分かりやすい策動を指揮した総理大臣だと名前が残るので
たぶんいやだったはずだけれど
かんぽ派の圧力はそれどころではなかったのだろう

かんぽ派は民主党に勝ち、さらに党内で反かんぽ派に勝たないといけないので
なかなか道は険しいのではないかと思う

民主党が勝つのは既定と見て、民主党内でかんぽ派を勝たせればよいとの事情もあるらしい
よく知らないが、たとえば前原グループ

過去の権力者の犯罪的行為を後の権力者が暴くのはなかなかヘビーな見せ物になる
元韓国大統領の逮捕劇を思い出す

*****
小沢氏が米国のいいなりにならない様子なので
米国が権力を発動したとの見方もある

田中角栄事件以来の構図だと言われている

米国権力とかんぽ派は一致しているので分かりやすいらしい

このあたりに関しては

検察は悪い人間を捕まえる捜査機関ではない。時の権力者にとって障害となる人間を捕まえるところである。ロッキード事件が端的にそれを物語っている。55億円の賄賂が海外から日本の政治家に流れたとされる事件で、解明されたのは田中角栄元総理に流れた5億円だけである。後は闇の中に消えた。ところがこの事件を「総理大臣の犯罪」に仕立てて大騒ぎし、解明されたと国民に思わせたのは検察とメディアである。「本ボシ」は今でも偉そうな顔をしてご活躍だ。

というような記事も見える。

それほどに小沢代表を排除したい事を今回のスキャンダル暴露は示している。政権交代は仕方がない。しかし小沢代表に権力を握られるのは困る。それが現在の官僚側の本音である。何でも官僚の言う事を聞く自民党から何でも官僚の言う事を聞く民主党に代わるのはかまわない。今の民主党を見れば、口では官僚批判をするが、誰も権力のツボを知る者はいない。その程度の政治家を操る事は、これまで散々自民党でやってきた。政治家操縦のノウハウは十分にある。
 しかし、竹下内閣の時に官邸の中枢にいて官僚を操り、海部内閣では自民党幹事長として総理以上の権力を握った小沢代表だけは「手ごわい」。権力のツボを知っている人間に総理になられた霞が関はこれまでとは逆に操縦される側にまわってしまう。140年の官僚支配に終止符が打たれる。だから小沢代表だけは排除したい。明治以来の日本の歴史を見れば一目瞭然だ。官僚にとって「手ごわい」政治家は常に金がらみのスキャンダルで潰された。

とのことだ。

一方で
田中真紀子氏は、テレビ番組の中でCIAの関与を示唆したとのこと。