害がなくて利益だけある薬ならば問題はないけれど
薬には多少の不利益があることも多い
どんな利益とどんな不利益に対して
どの程度の重みを感じるかは
人によって違う
通院の時間が不利益だと考える人もいるし
治療の費用が不利益だと考える人もいる
とにかく仕事を続けたいという人もいるし
仕事は辞めてもいいから薬は嫌だという人もいる
それぞれの価値観である
しかしお医者さんの側にもある程度の価値観の範囲はあるもので
その範囲外のことはやはり対応が難しいこともある
世の中にはいろいろな考え方があるものだと思うこともしばしばで
なるべく対応範囲を拡大しようとは思う