週刊誌に 検察vs小沢 の文字が躍る
しかし全然対等な戦いではない
小沢側が全面勝利したとしても
検察はほとんど何も失わない
検察に対する世間の信頼など
失ったところでどうだというのだ
という程度のものだろう
官房副長官の不用意な発言はその現れだ
またそれを記事にしてしまうマスコミもそれがどのような意味を持つものか分かっていたのか怪しい
マスコミが意味をよく分かっていて書いたのならばずいぶんとおかしいと思うし
意味が分かっていなかったのならばますますおかしい
オフレコとは何なのだろう
検察はこのタイミングで仕掛けをして
それだけで充分に目的は達成したのだろう
物忘れの激しい世論だから
どうせすぐに忘れるとたかをくくっている
そもそも検察が捜査してそのあと裁判で決着をつけるとして
すべて検察側のホームグラウンドでの出来事なのであって
土台負けるはずがない
観客(マスコミ)も
審判(裁判所)も
グルなのだから
負けない仕組みの試合なのだ
そう言われてはいても
やはり分からないのは
官房副長官の発言と
それを報道したマスコミの
何かの手違いである
普段からそんなことを言っているのだろうなとは思うが
それを各社ほぼ同様に流してしまう手違いが何によって生じたかには興味がある
ほころびが見えるというべきか