ネット上には非情に多くの情報があるが、情報の真偽を解釈する能力がない
情報を解釈するためにはそれ相応の知識が必要
実際には「知識の成長」が「情報の膨張」について行けない
複雑化した世界では人々は深く考えることを放棄して、専門家や他人の意見に依存する
簡単に言うと、情報が沢山ありすぎて判断できず、一見、誰もがバカになっているというわけだ
誰でも自主的に正しい判断がしたいわけだが、それが次第に難しくなっている
判断する知性の不足ということもあるのだが、それを逆手にとって、だますテクニックも加速度的に進化しているから
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昔のように農業生産して、出来たジャガイモを食べているならば嘘も何もないけれど、
現代のように情報を生産して販売する、また、物品の販売の時も情報を付加して販売するという社会になってみると、
販売の言葉は嘘とぎりぎり区別のつかないところを狙うようになる
各種健康食品は、法律に触れない宣伝の仕方があり、病気に効くとはぎりぎり書いていないわけだ、ただしっかり誤解はさせる