2兆円あったら
何をしたいかと政治家の立場で考えてみるのは楽しいかもしれない
政策として、たとえば、環境や自然エネルギー、農林水産業、などに使うとすれば、
そこにまた利権が発生して、無駄遣いになるのだとの
悲観論も強いが、
利権により強奪したお金を大切に貯金している人もいないはずで、
何かに使うはずである。
選挙に使う、接待に使う、その他、結局は市民に還元される。
だからそれはそれでいいと思う。どの経路を使ったとしても、市中に流れる。
教育投資がいいと個人的には思う。
考える力がないから、現在のような困った事態に至っていると思う。
とにかく必要なのは思考力である。
そのために数学教育のレベルを上げたい。
その目的で数学教師の資質を向上させ、給料も上げて、世間から尊敬される職業にしたい。
選抜も厳しくし、教育も厳しくし、報酬も大いに報いることにする。
継続的な研修も義務づける。
生活指導は別の教科の教師に任せておいて、
ひたすら生徒の思考力の鍛錬の専門家になってもらう。
論理学と哲学と数学は、究極的には一つで、
考える力とは数学力のことだから、
数学教育を徹底する。
計算が速いとか、二桁の九九を覚えているなどというのは、論外。
暗算もできるに越したことはないが、
それと思考力を区別できないようでは、もう最初からだめだし、
どんなに教育しても、無駄というものだろう。