高齢と運転免許 AD FTD SD

高齢者になると自動車を運転しての仕事が増える

高齢になることにより慎重になる面はあるものの
運動能力が低下し、感覚も低下するので
避けられない結果であると思われる

言われているのは
アクセルとブレーキの取違え
道順の混乱
交差点での混乱
赤信号で進んでしまう
青信号で止まってしまう
理由もなく停車する
など

先日は高速道路を逆走するなどが問題としてあげられていた

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単に高齢と言うだけではなくて認知症を伴っていると
同年齢の健康者に比較して2.5-4.7倍、事故が多くなると日本で報告されている

道路交通法が改正され、
免許停止や取り消しの規定に、従来の病気の他に、認知症が明示された。2002年。

75歳以上の人は免許を更新するときに認知機能検査を受けることが義務づけられた。
そこで認知機能検査の中身と精度が問題になっている。

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交通事故と認知症の関係で言うと、
アルツハイマー病(AD)と前頭側頭型認知症(FTD)とではすこし違いがある。
他に意味性認知症(SD)が議論されている。

FTDでは社会的行為の障害、極端に逸脱した行動、衝動的行動
SDでは道路標識の誤認
ADでは視空間機能、記憶

などといった特徴がある。
それぞれについて対策が求められる。