傷ついた心を癒すためには忘れることしかない
楽しいことで忘れられるならいいことだ
中には悲しいことをさらに経験して
昔の悲しみを忘れようとする人もいる
苦痛の嗜癖
悲しみの嗜癖
悲劇の嗜癖
というものがあると思う
お酒で忘れようとする人もいる
実際時間が経ってみると
傷は昔のものになっているし
何とかなるものだと思う
いずれにしても現在をたくさん経験することで昔を忘れることができる
現在を停止してしまえば
いつまでも過去を苦しみ続ける
注意が必要なのは
ひとりの人間の思考と行動のパターンは無数ではないことだ
同じことを繰り返す傾向が大いにある
だから
一人で何でも決めてはいけない
自分は不完全な人間であると自覚して
アドバイスを聞く耳を持つことが大切である