小沢・西松・秘書・漆間・国策捜査問題で焦点だった24日を迎えた。
公設第一秘書を政治資金規正法違反の罪で起訴した。
これだけだと事実上の検察の敗北といわれている、その範囲である。
小沢氏には取り調べは及ばず、また自民党他の代議士にも捜査は及んでいない。
小沢氏には取り調べは及ばず、また自民党他の代議士にも捜査は及んでいない。
結局、小沢氏の秘書に対して逮捕事実以外に新たな容疑が出なかったわけで、
小沢氏は代表を続投するとの記者会見を夜9時半に開き、NHKが最初から途中まで生放送した。
自公は国民のためにならないと語る。
敵は検察ではなく自公政権であると明確化した。
今回の事件で小沢氏は日本民主主義のシンボルになった。
みんな言っているように、一回変えてみたらいいでしょう。
自公にはもう人がいないんだから、民主党で誰がやっても、いまより悪くならないでしょう。
そして、今回、権力側からの標的にされた小沢氏であれば、
やはり、敵に勝ちたい強い理由ができたと思う。
満ち足りた人は、敢えて闘おうとはしないものだけれど、
小沢氏には闘う明確な理由ができた。
最高権力を握って、「やりたいこと」が明確にできた。
小沢氏が勝てば、そして今回の国策捜査の後始末をつけられれば、
民主主義が日本に成立したということだ。
人間、何が幸いするか、分からないものだ。
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政治家としては、選挙で勝てるか、支持率がどうなるか、
マスコミ宣伝でどのくらい票が動くか、それが勝負だろうけれど、
こうして状況を眺めている立場からいえば、
今回のことでかなり明確に、
誰が何のために何をしているのか、分かったように思う。