他者のまなざしが濃すぎる……戦前・戦中、農村共同体……自由が許されない苦しみ
他者のまなざしが薄い……都会
他者のまなざしが薄すぎる……携帯社会……誰からも相手にされない苦しみ
人間が発射する他人への関心のまなざしは一定量かもしれない
携帯社会では有名人に関心が集中するので
マンションの隣の人がどうなっているのかよりも皇室の話題にまなざしが集まる
貧しい社会……誰かが自分より豊かであることは許さない……監視する
豊かな社会……自由であることを邪魔されたくない……匿名でいたい
他人から批判されない自由さ
他人にかまってもらえる温かさ
この両者は対立するのではないか
ヤマアラシで言えば
他人のとげに刺されたくない
温かさを感じたい
両者は対立する
貧しい社会では人は接近する……温かさはあったが他人のとげが痛かった
豊かな社会では人は離れる……他人のとげは回避できるが寒い
他人のとげが痛くて悲鳴を上げたのが1968年連続射殺事件
他人が遠くて寒いと悲鳴を上げたのが2008年秋葉原事件
と対比できる