米Googleは6日、Webメールサービス「Gmail」において、送ってから後悔するようなメールの送信を未然に防ぐ機能「Mail Goggles」の提供を開始した。一目惚れした女性に告白したり、昔の彼女に復縁を求めたりと、勢いに任せて送信した後に後悔することを防げるとしている。
Mail Gogglesを有効にすると、メール送信時に、ユーザーが本当にそのメールを送りたいかどうかを確認してくれる。さらに、心理状態がまともかどうかを確かめるために、簡単な計算問題が表示される。この問題に正しく答えると、メールを送信できる仕組みだ。
初期状態でMail Gogglesは、この手のメールが送信されやすいという、週末夜の時間帯のみ有効。Gmailの設定画面から、有効にしたい曜日、時間帯、計算問題の難易度を選ぶことも可能だ。なお、同機能はGmailの「Labs」内で実験機能として公開されている。Labsは英語モードのみが対象で、 Internet Explorer 7/8やFirefoxなどから利用できる。