ソフト・カー 本当のエコのために

ソフト・カーを作りたい

イメージとしては四輪の自転車に電気モーターをつけて動かす
最高時速は20キロ程度
雨の日に困らないようにカバーを掛ければいいが
傘を広げた程度のものでいいだろう
全体重量を軽くしてエネルギー節約を図る
用途は近所までの買い物または通勤または営業
荷物スペースが少しあればいい
場合によっては荷物スペースをシートにもできるようにする

電池とモーターと骨組みはパナソニック

電池は得意分野だしサンヨーも傘下にあるので多分いい充電式電池ができる

自転車もパナソニックの傘下にあるので軽い骨組みを作るのは得意だろう
傘の布地に当たる部分は東レなどが担当すればいい
土台、トレーニングジムで「移動しない自転車」をこいでカロリーを消費している人ならば
自分でソフト・カーをこいで充電するのにも異存はないだろう
いやならばジムで汗を流すときに充電池を持ち込んでエネルギーを充電すればいいだろう
それを行き帰りのソフト・カーの動力にすればいい
このソフト・カーだと歩行者にぶつかっても
傘が潰れる感じでソフト・カーのほうが変形する
たいていの場合はぶつかる前に止まれるだろう
それに現在の技術であれば
何かの物体が急接近したときに自動的に
ブレーキがかかるような仕組みは難しくないと思う
昔からいわれていることだが
スピードを楽しみたい人は自動車よりもオートバイがいいのだとのことだ
風圧がスピードを感じさせてくれる
だからスピードを感じたい人はカバーをたたんで風を浴びればいい
「すごい馬力のエンジン」などと言うが
いったいどこをどんな風に走るためにそんな馬力など必要なのだろうか
ふつうは必要ないだろう

いまの車がどんどん硬くなっているのは車同士がぶつかったときに

自分の身を守るためだけれど
お互いに不経済だからハード・カーはソフト・カーの道路を完全に分離して
お互いに接触する事故は起こらないようにする
ソフト・カーは自転車や歩行者と共存する
ハード・カーは独立の道路とする

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なんて話をしていたら
大型トレーラー横転事故が起こり下敷きになった乗用車は潰れてしまい
乗っていた母娘が死亡してしまった
不幸だけれど、不幸はこれだけではなくて、毎日何件も起こっているし、
死なないまでも事故で負傷する人も数多いのだから
対策を本気で考えるのが人間的ではないか
自動車会社は困るだろうし
自動車産業の裾野は広いので容易には動かないだろうが
思考実験としてだけでもいいではないか
エコを旗印にするなら本気でやろう
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昔の江戸のように水運を復活させてみるのも楽しい
時速20キロ以上は出ないような作りにして簡単なボートで行き来する
これもかなりエコになると思う