焦点が二つあるというので
躁うつ病と楕円は少し似ているかもしれない
二つの焦点からの距離の和が常に一定である。
上の図で言うとひもの長さが常に一定である。
この楕円の場合、面積 S = πab
また円周は積分する必要があり、
ここで円の場合 S = πr^2 であり 微分して l=2πr である。
rをaとbに割り当てることで面積はS = πabである。
これはrをaに引き延ばしたとき面積がa/rになるということでもある。
円の場合 l=2πr であるから これを l=πr+πrとかんがえて、
それぞれをa、bと安易に考えると l=π(a+b) という嘘になる。
積分結果で、n=1だけを採用する第一次近似を考えると、
これもうまくいかない
δS=π(a+δa)(b+δb)-S=πab+π(aδb+bδa)+πδaδb-πab
=π(aδb+bδa)……π(a+b) なんていうのも嘘
円ではδS/δr=(π(r+δr)^2-S)/δr=+2πr+πδr δr→として l=2πr だろうと分かる
*****
以上は置いておいて、
双極性障害では
いままでは時間変数が一つだけの三角関数的な振動子が動いていて、
上下する波を作っていたと思う
楕円モデルを使えば
もうすこしバリエーションができる。(でも考えてみると少しだけだ)
しかしとにかく、中心が二つあるというイメージは双極性障害にふさわしいという感じがする。
双極性は、中心は一つで、表現型が二つあるのではなく、
中心が二つで、表現型が二つあるのではないのだろうか。