心の貧しい人の語ること

心の貧しい人が語る言葉はだいたい決まっていて

人の悪口
人格批判
程度が低いとか
教養がないとか
あるいは逆に教養をひけらかしているとか
知識はあるけれど知恵がないとか
才はあるが徳がないとか
心の貧しい人は幸いである
天国はその人のものである
なんだか
褒め殺しみたいだな
ご立派だね
乙だよ
*****
謙虚さの欠如はだいたい共通していて
だからこそ
一種のカテゴリーとしてまとめられると思う
バカだ
心が貧しい
卑しい
小ずるい
はしたない
などと他人を批判し自分はそうではないと無邪気に信じている
そのような人は
天国に行けると思って安心していい
そしてさらに
自分は謙虚だと思っている人は
それも確実に天国に行ける
自分は正しいと思っている人も
天国行き
謙虚さに欠けていてはもちろんいけないし
謙虚だと信じて傲慢になってはいけない
正しくなくてはもちろんいけないし
正しいと信じて傲慢になってもいけない
そのような人たちは全部天国に行けるので
安心してください
つまりそんな程度ではまだまだ足りないのである
足りないのだから
全部まとめてイエスが面倒を見るといっている
イエスから見れば
謙虚も、そうでないのも、
正しいのも、そうでないのも、
同じ平面上の話なのである
イエスは垂直方向の運動を要求している
それは禅で求めているものだし
悪人正機ということでもある
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へえ、悪人なのか、いいから、遊そぼ!